
学生と社会人の違いは何ですか?
あなたはこの質問に自信を持って答えることができますか?
実は、これは就活の面接でよく聞かれる質問でもあります。
また、この問いに対して正しい認識を持っている人は、社会人になってからもとても役に立つのです。
そこで今回は、学生と社会人の5つの違いを解説します。
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学生と社会人の5つの違い
1.目的の違い
学生の目的は、「学ぶ」ことです。
そのために大学やその他スクールに通い、授業を受けて勉強します。
そのため、義務教育があったり、学費が国から援助があったりするのです。
またその他にも、食事で学生料金があったり、娯楽施設で学割といったものがあるのです。
このように、学生は社会から育ててもらう立場にあり、様々な経験が学びやすい環境が用意されています。
一方、社会人の目的は、「社会貢献する」ことです。
社会人は、今まで育ててくれた社会に対して恩返しをする側になります。
そのために、働いて日本の経済を回したり、次世代に向けて学びの場を提供する必要があるのです。
このように学生と社会人には、「目的の違い」があります。
2.時間に対する考えの違い
学生には多くの時間があります。
人生の夏休みとも言われているように、夏休みや春・冬休みは1~2ヶ月あります。
また、授業も毎日あることも少なく、授業があったとしても朝から夜まで授業ということは少ないです。
そのため、学生は土日や自由時間に対してあまり価値を感じていないことが多いです。
一方、社会人は基本的に週2日の休みしかありません。それ以外の日は、朝から夜まで仕事です。
また、長期休みも少なく、春や夏に1週間取れれば良い方です。普段は自由な時間があまり取れません。
そのため、社会人にとって休みの日の価値はとても高いのです。
3.責任の所在と大きさ関する違い
学生の場合、何かあった場合の責任は親や学校がとってくれることがあります。
また、普段の生活で何かやらかした場合(約束をすっぽかすや、期限までに課題の提出をし忘れるなど)でも、謝れば許されることが多いです。そのため、自分で責任をとる機会は少なく、1つ1つの責任も小さいのです。
一方、社会人は責任は自分で取らなければなりません。
普段の生活で事故や事件はもちろん、会社でミスをした場合でも自分で責任をとる必要が出てきます。
また家族をもった場合、その家族の責任も取らなければいけません。
そのため、責任を取らなければいけない範囲も広く、1つ1つの責任も大きいのです。
4.人間関係(人付き合い)の違い
学生の場合、自分と気が合う人と付き合っていればよかったです。
例えば、雰囲気が自分にあったサークルに入ったり、クラスや授業も仲の良い友達と一緒に出るのが普通ですよね。
そのため、人間関係であまり困った思いをしたという人は意外と少ないかもしれません。
一方、社会人になると自分の気が合う人とだけ関わる訳にはいきません。
職場内で自分と全く違う考え方や価値観を持った上司や同期、お客様、取引相手と一緒に仕事をしなければ行けない可能性もあります。そんな人たちと「気が合わないから一緒に仕事したくない」ということは通用しません。そのため、このような人たちとどのように付き合っていくかが凄く大切なのです。
5.評価に対する違い
学生の場合、評価というのは学校の成績です。
学校の成績では、テストの点数だけでなく出席点やレポートなどが加味されることが多いです。そのため、テストの成績があまり良くなくても、他の部分で頑張れば評価されることもあります。どちらかというと、「過程」が重視されています。
社会人の場合、評価というのは成果(売り上げ)です。
社会人は、成果(最終的な結果)でしか評価されませんそのため、いくら残業して努力しても結果が出なければ意味がありません。そのため、過程ではなく「結果」が全てで評価されます。
面接で聞かれた時の答え方
就職活動の面接で、「学生と社会人の違いは何だと思いますか?」という質問がきたらどのように答えれば良いのでしょうか。
上記の5つの違いを答えれば問題ありません。
しかし、この5つすべて答える必要もありません。面接官が学生にこの質問をする意図は、「この子は社会人になる準備ができているのか?」「新入社員としてウチに入って、社会人としての立ち振る舞いができるか?」を見ているのです。
そのため、上記5つのち1つか2つ答えられれば良いと思います。
しかし、上記の説明を丸暗記するのではなく、しっかり自分で解釈して自分の言葉で伝えることが大切です。
ぜひ、この解説を参考に面接に備えてみてください!!
まとめ
- 学生と社会人は大きく5つの違いがある
- 面接で学生と社会人の違いを聞かれたら、その意図を考えて自分の言葉で話す
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